状況に合わせた場所取り、対面の選択でゲームスピードを上げよ!
スプラトゥーンのトッププレイヤーであるJIN先生のスプラトゥーンレッスン。今回は4回目の記事となります。
ルールはガチヤグラ。
ステージはBバスパーク、モンガラキャンプ場、ハコフグ倉庫、アロワナモール、ホテルニューオートロの立ち回りについて解説していただきました。
JIN先生のブログはこちら
JIN先生からどうやって教えてもらうことになったかと言いますと、↓↓ココナラ 経由でございます。
ウデマエX王冠勢がスプラトゥーン教えます A帯~X帯底辺で停滞している方向け!by coconala
これまでのレッスン記事はこちらをご覧ください。
ココナラでスプラトゥーン2王冠勢のレッスンを頼んでみた(現在S+2、ハイドラントカスタム 立ち回り解説 ハイカスでウデマエX) - ワックくんのブログ
スプラトゥーン2 ハイドラントカスタムでウデマエXレッスン 立ち回り解説 その2 - ワックくんのブログ
スプラトゥーン2 ハイドラントカスタムでウデマエXレッスン 立ち回り解説 その3 - ワックくんのブログ
ここまでの成果としては、
エリアS+2→変わらず
ホコ S+2→S+3
ヤグラ S+1→S+2
アサリ S+0→S+1
ということで、しばらく停滞していたウデマエも記録更新!
部屋のガチパワーが1900台になるとなかなか勝てなかったところが、最近は普通に戦えるようになり、2000を超えることもしばしばあるようになりました。そう考えると、着実に進化していることが分かります。
でも、スプラトゥーンって自分が強くなったと感じるより、敵が弱くなったと感じませんか?
今までこの帯域、このガチパワーだと全然勝てなかったのに、ある時から余裕が出てくる。あれ?敵がなんか弱くなってる気がする。。なんかおかしいなぁ、変だなぁ、みたいな。
実際には自分が強くなっているんだと思うのですがね。未だになんか変な感覚になります。その違和感がなくなってくるとウデマエもついて上がってくるという感じなんでしょうかね。
そして、ウデマエが上がったらまた通用しなくなる。その繰り返し。みたいな。
なんか、いっつも同じくらい、もしくは少し強いウデマエの敵とばかりやってるから、自分の成長を感じにくいのかもしれませんね。それがレート制の良いところでもあり、悪いところでもあるなぁと思います。常に拮抗しているが故に爽快感を感じにくいというか。そう考えると、バトロワモードとか、バトルフィールドでいうコンクエストみたいなお祭りゲーのモードがあると、気楽だし無双できるし良いと思うのですが。スプラトゥーン3でそのあたり実装されたりしないでしょうかね。して欲しいなあ。そんなん絶対楽しいよね!広いマップにガチエリアが4箇所くらいあってさ、そこをイカちゃんとタコに分かれて32対32で取り合うみたいな。そんで、敵にやられたらウキワになってヘルプで蘇生できるサーモンラン形式が採用されて。一定時間たったらいくつかあるリスポンから強制リスになるみたいな。そんで基本はPvPなんだけどシャケがでてきてPvEの要素もあったりしてさ。オオモノシャケとかがエリアに出現したりしてそうしたら敵味方協力してオオモノシャケやっつけてとか。共闘してやっつけたら敵味方で煽り合ったりして。ピチャピチャやって…。
まぁ、地道にガチマッチ頑張りましょう。
今回のレッスンテーマはヤグラです!
解説ステージはBバスパークとアロワナモール。先生には事前に私がYoutubeに上げた動画を見ていただいてました。前準備までしていただいて恐縮です。ありがとうございます。
1試合目の解説はBバスヤグラ
はじめはビーバスから。
ルールはガチヤグラ
ステージはBバスパーク
部屋のガチパワーは1850
初動は右から行きます。基本的にはほぼ初動右です。
先生:初動右はいいんですけどね。この試合、終始右に行ってたのが気になりました。
いつもの場所からヤグラを狙いますが、相手のハイドラントに隙を突かれてやられてしまいます。
その後、味方2落ち入って敵にヤグラを進められます。
リスから復帰して一目散に打開に向かいますが、向かった先は初動の右ルート。
先生:ここ!このルート選択は問題ありますね。これ、第1カンモンのところですよね。
ーー:はい。。ですね。。
先生:正面から行かないと第1カンモンに関与出来ないですよね。正面から行ってたら打開出来たと思うんですよ。右から行くとヤグラに乗ってない敵が右ルートにも詰めてくるし、ここの場面で右行ってしまうのは良くない選択ですね。なんでここ右行ったんですか?
ーー:うーん。。今までの経験から、第2カンモン突破されるとノックアウトされることが多いので、とにかく第2カンモン突破されないようにって考えで、第1カンモンはハナから捨ててるんだと思います。
先生:あー、なるほど、そういうことですか。でもここは第1カンモンで止められる場面なので、右行かないで正面から止めないとですね。
もし、正面もかなり敵に詰められていて第1カンモンに射程届かないくらいの状況なら右ルート行くって選択も無くはないのですが、今回は敵も詰めてきてないですから、ハイドラントの射程があれば余裕を持って止められる状況だと思います。この話は前にも話した、状況に合わせた適切なポジション選択の話と同じです。
ーー:あ〜。
先生:やっぱりそこが課題ですねぇ。
動画再生を再開します。
右ルートから向かい、とにかく闇雲に撃ちまくる私。
先生:ここから打ってもどうしようもないですね。敵に当たらないですから。ハイカスがここにいるぞとバラしてるだけの行為になっちゃってます。
そしてそこから第1カンモン突破したヤグラに向かって進みますが、あえなくデス!
先生:ここにいたのであれば、もう降りるべきじゃなかったですね。
確かに。。右からいって結局第1カンモン突破されて焦って降りてデスすんなら、最初から正面行きなさいよと言いたい。
敵のヤグラは第二カンモンへ。右ルートから打開に向かいますが、突っ込んであえなくデス。
先生:あ〜、こうなっちゃうとBバスは打開難しくなっちゃうんです。
味方3落ちでリスから再度打開に向かいますが、敵ヤグラは第二カンモン突破して既に第三カンモンに到着。なす術なくノックアウト負けしてしまいました。
先生:この試合の勝敗を決定づけたポイントは大きく二点。
1つは正面から第1カンモン止めるべきだったこと。もう1つは右ルートから打開行った時、安易に高台から降りて突っ込んでデスしたこと。
この二点が負け筋作った動きでした。
状況に合わせた場所取り、対面の選択をできるようになることが大切ですね。
2試合目の解説もBバスヤグラ
次の試合の解説に移ります。
ガチヤグラ
Bバスパーク
ガチパワー1900
初動右ルートから高台に位置し、敵デュアルスイーパーをキルします。
味方も敵をやり、4対1のチャンス!味方がヤグラに乗ってくれ第1カンモン到着。
私はタワーをとります。そしてヤグラは第1カンモンを突破して第2カンモンへ。
先生:この後!この後の動き方が問題になります。
タワーに居座って正面から来る敵を見張る私。しかし、第二カンモンあたりで詰めてきた敵に味方やられてヤグラは戻ってしまいます。そのままタワーで戦いますが、結果第2カンモンは突破できませんでした。
先生:この位置どり、立ち回りが問題ありました。第1カンモン突破して敵3落。その敵はどこにいますか?
ーー:リスです。
先生:ですよね。で、味方ヤグラは第1カンモン突破して第2カンモンに向かってます。敵はリスからどう動いてきますか?
ーー:敵から見て右ルートから詰めてくると思います。
先生:そうですね。あとはタワーの右下通ってヤグラまで詰めてくるか。タワーにいると、正面から来る敵しかケアできないですよね。
ーー:はい。
先生:なので、この場面はタワーにいるよりも左に動いて敵から見て右ルートから来る敵に圧をかけつつ、タワー右下から来る敵もケアできる位置で戦うべきです。そしたら第2カンモン突破できますから。ハイカスがそういう動きをしてくれていたらこの場面、必ず第2カンモンは突破できてました。
ーー:なるほど…。
これは前回の記事でも言われていたことです。ヤグラの進む方向と敵が詰めてくる方向を考えて位置どりすること。ポジショニング。
スプラトゥーン2 ハイドラントカスタムでウデマエXレッスン 立ち回り解説 その2 - ワックくんのブログ
言われるとそういうことかと気がつきます。いかに普段考えないでプレーしてるかということです。ぼーっとやってしまうのが悪い癖になってます。
そして、状況が見えていないところ。敵味方の数をタイムリーに把握できていない。これも前回感じていたこと。状況判断の前に、状況把握ができていないということです。
先生:人数状況の把握は状況判断、立ち回りの考え方の基本になっているところなので、そこの情報は見落とすことのないようにしたいですね。ハイドラントは前線武器ではなく後衛武器なので、なおさらそれが必要です。落ち着いてプレー出来ればすぐ慣れていくとは思いますよ。
3試合目の解説はモンガラヤグラ
次の試合です。
ガチヤグラ
モンガラ
1870
先生:相手にチャージャーがいないので有利ですね。ただ、味方に銀モデがいるのがちょっと気にすべきかな。キル取れないと思うので。
初動、人数有利を作り味方がヤグラに乗ったので、私は左に行きます。これは前回習った通りの動きです。ヤグラの進む進路と敵が詰めてくる進路を考えての位置取り。言われたことは分かるんですよね・・・。
しかし左通路から詰めてきた敵にやられてデス!
ヤグラは進んでいるので、リスからヤグラにジャンプして復帰します。
先生:これはいいジャンプ!
ヤグラが進みます。
先生:ここで左から敵きますよ!
私は気づいていません。ヤグラの進む方向を中心にエイムを定めています。
先生:左で味方が”やられた!”押してます。つまり敵が左からヤグラに向かってくるということ。
ーー:あー、なるほど。
気づかないながらもなんとか対応してしっかり敵をキルしていきます。こういう余裕のない場面でも、味方のやられた!にしっかり反応していけるようになるといいですね。
ヤグラとともにつめていく私。
先生:いいですね。スピード感がある。
ーー:はい。嬉
そう、習ったことを実践してますから。こういうふうに立ち回ればいいんですね!
第三カンモンまで進みましたが、そこで戻されてしまいます。
先生:惜しかった!でも初動の詰め、めっちゃよかったですよ!以前のレッスンでは正面ルートばっかりケアしてましたからね。左通路に進む意識があって成長感じますよ。
ーー:はい、ありがとうございます!前に教わった動きを実践してます。
そして、打開の場面です。
正面から向かわず、右から高台に回って敵をキル。
先生:うん。その動きでOK。強ポジからしっかりやれてる。
敵2枚やったところでさらにつめてきた敵にやられます。リスから復帰し、再度右ルートから打開。うまいこと敵をキルして打開成功です。
先生:いいですね。ここで落ち着いたら右通路にトラップ仕掛けときたい。カウントも10まで進めてるので防衛意識強めで。
敵オールダウンからのリスから復帰場面。ジャンプせずに泳いで戦線復帰します。
先生:ここは全落ちしてるのでジャンプしたい。そのほうが早いですから。
ですよね。。ここでも状況がみえていない様子。そうこうしているうちに味方落ちて再度打開の場面。
先生:ここは右からしっかり回って敵を落としたい。
正面からではなく、右から回って打開に動きます。そこから敵を3枚落とし。先生のアドバイスを聞いているようなプレーを見せます。
先生:うん、完璧。この試合は言うことないですね。やはりポジショニングですね。それを理解できればかなり勝てるようになると思いますよ。
4試合目の解説はハコフグヤグラ
次の試合はハコフグです。
ハコフグ
ガチヤグラ
1900
初動敵2落ちします。
先生:もう前でよう。前!
なかなか前に出ようとしません。敵が復帰してきて、第1カンモン突破したものの、そこで膠着してしまいました。
先生:ちょっとここは判断遅かったですね。敵2枚落としたタイミングで、すぐに前に詰めないと。敵落とした後に前に詰める意識が薄いです。
そうこうしているうちに敵にヤグラを進められ、打開の場面。
左からヤグラを止めに動きます。
先生:そうそう。動きとしては正解。
打開成功です。
先生:ここで左から敵が詰めてきてなかったので助かりましたね。ハコフグは、ここ左から来られると面倒ですよね。なので、攻めるときは逆にそれをやるのが結構効果的です。攻めるときは右を抑えてしまう。後で動きを教えます。
試合は一進一退を繰り返しますが、基本的にずっと後ろ目で戦っています。
先生:敵を落としたら攻める意識を持たないと。この立ち回りだと結局勝ち負けが味方頼みになってしまいますね。自分からカウントを取りに行ってない。
間一髪でカウントリードして試合には勝ったものの課題の目立つ試合でした。
試合後、ハコフグヤグラの強ポジを解説していただきました。
ヤグラに乗ったらここ移動して
ここ移動
先生:人数差ついたらここ取りに行きましょう。
ここにハイドラントがいたら滅茶苦茶めんどくさいですから。ここにいたら敵の来る方向、正面も左側も全方位見れます。バルーンに隠れながらやれます。ここ取れたらハコフグヤグラはかなり勝ちやすくなるはずです。
前の試合、下で戦ってることが多かったですが、詰めることができる場面きたら一気にここのポジションとる意識をしてみてください。
ヤグラに関しては、強ポジションがかなり重要なので、ステージごとにそれをしっかり理解してもらえばウデマエ上がっていくんじゃないかな。
先生:このレッスン終わったらガチマッチやりますか?
ーー:やります。
先生:その時間帯、アロワナとオートロのヤグラですよね。なので、その2つのステージについても解説しますね。この後のガチマで試してみてください。
ーー:お〜!ありがとうございます!
おまけ解説その1はアロワナヤグラ
アロワナのポイント
先生:アロワナの強ポジ、どこだと思います?
ーー:ここですか
先生:あー、ここも強い!でも、違う。もっと強いところがあります。
ーー:どこだろう??
先生:じゃぁ打開の動きしてみてもらえますか?
ーー:はい。
先生がヤグラを進めます。私の場合、アロワナヤグラで打開するときはほぼ100%自陣リスポン左から向かいます。
先生:ですよね。その動きなんですよ。特に長射程は8割以上左から打開してきます。であるならば、攻め側はどこをとるべきか。ここですよね。攻め手の右サイド。
ーー:なるほど・・・。そこ抑えられたらもう滅茶苦茶めんどくさいですね・・・。
先生:でしょ?なのでここを抑えてしまうんです。アロワナヤグラはハイドラントであれば右サイドを抑えてしまうことが強いと思いますよ。左は短射程いますしね。左から中央に降りてくる短射程を右サイドから狙い撃つ。そして右から前に詰める。この動きが強いです。
おまけ解説その2はオートロヤグラ
次はオートロヤグラについて教えてもらいました。
先生:オートロは第一カンモンがめっちゃ大事です。ほかのステージと違ってオートロはカンモンが二つしかない。で、カンモン突破が長くて時間がかかるんです。16カウント。敵は左右から来るのでしっかりケアしましょう。
で、第一カンモン突破したらすぐに右行っちゃったほうがいい。それで右を抑えてしまう。
第一カンモンで左右しっかりみて突破させる。突破したらすぐに右を抑える。これがオートロヤグラの動き方ですね。
ーー:なるほど!ありがとうございます!この後、ガチマで試してみます。
ということで4回目のレッスンも終了しました。毎回内容濃すぎで勉強になります。はやくXに上がれるようにがんばってまいります。
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