ガチアサリ ウデマエXになれたハイカス立ち回り vol5 メンタル対策と「考えるな、感じろ」

ガチアサリ解説シリーズ最終回です。

 

前回はハイドラントカスタムのガチアサリでの立ち回りについて、初動、均衡、攻撃、防衛といったシチュエーションごとにまとめてまいりました。

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今回は、メンタル面を中心に書いていきます。
ガチアサリはメンタルやられがち。私もずいぶんとやられました。


メンタル面を解決できたのは、ルール理解が進んだから

ガチアサリでメンタルくるのは、ゴールを開けられてアサリをぽこぽこ入れられている時ですね。

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あの音と、点差が広がる焦りと苛立ちで、ついつい止めに突っ込んでしまいがち。

あの場面でいかに平常心を保ち、落ち着いてゴールを閉じさせるべく立ち回れるかが重要です。

ウデマエが低い時は、ゴール開けられたら、かなり焦ったりゲンナリしてましたが、Xに近づくにつれてその感覚が変わってきました。


ゴール開けられて何個アサリを入れられようとも、ほとんど動じなくなったのです。


割り切ってしまうというか、ノックアウトさえ防げればよいので、とにかく無理せず、焦らず、デスしないように無心で防衛する。


防衛時の最重要ポイントは

キルする < デスしない


安全なところから射撃で圧をかけるなり、ボム投げるなりしていれば、ゴールは勝手に閉じます。味方が溶けて一人残されたとしても焦る必要はありません。敵が手持ちアサリを入れ切ってしまえば、誰かがアサリ集めのためにゴール前を離れるので手薄になります。そうなれば多少前に出ることができますし、そうこうしてるうちに味方も復帰してきてゴールが閉じて打開が完了します。


しかし、こういった場面でデスしてしまうと負けに繋がります。

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どんなに点差が開こうとも、味方が溶けようとも、とにかくデスしないでゴールが閉じるまで耐える。


これが大切だと思います。


そして、ゴール閉じた後も同じです。逆転を信じて諦めない。


以前の私は逆転されたり、大量得点されるとメンタルやられて動きが鈍くなってましたが、X昇格が見えてきた頃にはメンタルやられることが減りました。


それはここまで書いてきたガチアサリのルール理解が深まったからだと思います。カウントリードしてる方が不利なんだとか、逆転が多いんだとか、そういうところですね。


メンタル面が解決されていなければ、Xには上がれていなかったと思いますが、メンタル面が解決されたのはルール理解、立ち回り理解が進み、場面場面でやるべきことが明確になったからです。


これはどちらか一方の問題ではなく、どちらも関わりのある問題なんだということです。


メンタルやられた時は

メンタルをやられると、何やっても勝てない、これ以上昇格できない、味方ゲー、これが自分の限界、才能がない、運がない、武器が弱い、ルールがクソ…などなどネガティブな感情に支配され、動きが鈍くなります。そして、ピンチの場面で突っ込むなど投げやりな行動をとったり、味方を信用できないが故に必要以上に前線に出てキルを取ろうとしたります。そうして連敗を重ねます。


これはガチアサリに限らないです。ガチエリアでも、ガチホコでも、ガチヤグラでも、ナワバリでも全く同じ事象が起こります。


そういうときは、やるべきことが分かっていないか、やるべきことを見失っているかのどちらかだと思います。


ですので、一旦ゲームをやめて落ち着いて内省します。ルールや立ち回りを振り返り、やるべきことができているかチェックします。


慣れてくるほどに、基本的なところがおざなりになり、雑な動きになりがちです。このルールのこのステージでは、何を注意すべきか。初動は、均衡時は、打開時は、攻撃時は、さまざまなチェック項目に照らし合わせて動きを確認します。


イライラしながら惰性で潜らないことが肝要です。


試合中は考えない

いろいろ書きましたが、最後にもう一つ大切なことを書きます。


試合中は考えないことです。


散々いろいろ書いてきてなんですが、結局試合中はあれこれ考えず、無心で、ボーッとしながら、脊髄反射的に動くこと。


これができてる時が一番勝てます。


正確に言うと、いちいち考えなくても最適な動きができること。


試合中に敵味方の人数把握して、カウントは把握して、アサリ保有数把握して、たくさんの情報に応じて最適な動きをしようと意識すると勝てません。私の場合ですが。


なので、とにかくぼーっとやる。考えずにやる。


これですね。


それまでに積み上げてきたものが勝手に自分を動かし、結果的に最適な動きができている。それが理想です。


考えるのは試合中ではなく、試合の前後や、復活待ちのタイミング。


試合中は無心でやる。


それが集中しているということなんだと思います。

Don't think. Feel.

(考えるな、感じろ)ってやつですね。

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ブログや動画で新しい知識を取り入れたり、自分なりに考察して、動きに取り入れようと試合中考えながらやってるときは全然勝てない気がします。


ただ、意外とそういう時期は短く、一週間もしたら慣れてしまうことも多いです。


ですので、はじめは産みの苦しみだと思って負けてもいいから取り組み、徐々に無意識でてきるようになるまで身体に覚え込ませる。


そうすると、ワンランク上の動きができるようになっているはずです。


Apex Legendsの解説者でアリシアさんという方もよくそういったことを話しています。

新しいことをやろうとしたら、意識しないとできない。今まで無意識でできていることが出てしまう。それを無意識でできるようになるには、何度も繰り返しチャレンジすることが大切。はじめは意識して動きに組み込むことが大切。勝つことよりも新しい動きを身に着けることを最優先にする。そうして無意識でできることをコツコツ増やしていくことが結果的に強さにつながる。

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以上、五回にわたり連載したガチアサリシリーズ。苦節一年、ようやくXに上がれたわたしなりのノウハウ、考えてきたことの大部分を出し切りました。そして、改めて自分の思考を整理できたので、それらを忘れずこれからしっかり戦っていきたいと思います。


これまでガチアサリ記事を読んでいただいた方、ありがとうございました。皆様の上達に多少なりとも貢献できたら嬉しく思います。それでは!

 

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